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白内障手術は両眼同日でも行うことができます〈横浜市 梅の木眼科クリニック〉

普段白内障の日帰り手術を行う場合、右眼と左眼を別の日に行うのが一般的です。なぜなら、白内障の手術後眼帯をして帰ることが多いので、片目は通常通り見える状態でお帰りいただきます。

しかしながら、通院の頻度が上がってしまったり、なかなかご都合が合わない方や、片目の手術をすると左右のバランスが悪くなったりする方は、反対の目の手術が終わるまで違和感を強く感じられる場合があります。その場合には同日に両目の手術を行います。

両眼をしても大丈夫?と思われる方もいらっしゃると思いますが、白内障手術時に出血はほとんどなく、術後もぼやけてはいますが歩けなくなるほど見えないわけではありません。また、眼帯の代わりに保護メガネをしていただいていれば、合併症の頻度も片眼の手術の時と変わらないと言われています。

当院での両目同日手術の場合、片眼一例の扱いとしているため、片目の手術が終わったら、器具を新しく滅菌されたものに替えて行っていますので感染等に関しても十分留意しております。

お忙しくて時間がない方や、近視がとても強い方で、片眼づつ行うと違和感を強く感じてしまう場合などでは有用な選択肢となると思いますので、ご希望の方は診察の際におっしゃってください。

※生命保険の診断の際に両眼同日手術だと一回分の手術料金しか給付されないことがあるそうです。詳しくはご加入の保険会社様にお問い合わせ下さい。