一般眼科・メガネ・コンタクト処方
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一般眼科
アレルギー、結膜炎
- ベタベタした目やにが出る
- 花粉症で目がかゆくてたまらない
- 周囲で結膜炎がはやっている
花粉症やダニ・ハウスダストによる目のかゆみ、ものもらいによると思われる瞼の腫れなどについても、症状が重くなる前にご相談ください。
また、採血でのアレルギー検査も可能です。
鑑別が必要な疾患:流行性角結膜炎
流行性角結膜炎(はやり目)は、非常に移りやすい強烈なウィルスです。
アレルギー症状に似ているため、自分自身では判別が難しい場合がありますので、赤み、目やになど、ひどくなるようでしたら早めの受診をお勧めします。
保育園・幼稚園・学校は登校禁止、お仕事も職業によってはをお休みしないといけないケースもございます。完治証明書などが必要な方はお持ちください。
アレルギー検査
当院では一般的な花粉(スギ、ヒノキ、ブタクサ)、ハウスダストのアレルギーを1度の採血で検査することができる血液検査を実施しています。
検査費用は保険適用でできます。
ご自分の体質を知ることで、対策もとりやすくなります。ご希望の場合はお気軽にご相談ください。
ドライアイ
ドライアイは、目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に行きわたらなくなる病気です。
様々な要因により涙が不安定になる疾患で、目の不快感や視機能の異常を生じ、目の表面に傷をともなうことがあります。
ドライアイの症状は、目の乾燥感だけでなく、異物感・目の痛み・まぶしさ・目の疲れなど、多彩な慢性の目の不快感を生じます。
ドライアイがひどくなると視力の低下も起こります。
放置しておくと、知らないところで症状が悪化し、合併症を引き起こします。
主な原因としては、パソコン画面を見続けながらの長時間作業(VDT作業)の増加、スマートフォンの普及などにより、目を酷使する機会が増えたことが挙げられています。
また、エアコンによる室内の乾燥、コンタクトレンズの長時間装用、ストレスの増加、女性の更年期障害などがあげられます。
検査
- 視力検査
- 視力測定からドライアイだけではなく他の疾患がないかを探ります。
- 目の傷の有無・程度を探る顕微鏡検査
- 診察室で目の表面の傷を見る検査です。
フルオレセインという試薬を点眼すると、角膜(黒目)の傷のある部位が染まります。
細隙灯顕微鏡で染色部を観察しながら、傷の有無や程度をチェックします。
写真で緑色に濃く染まっていると、角膜表面に傷ができていることが確認できます。 - 涙の質を調べるBUT検査
- 涙がたくさん出ても質が良くないために目の表面がすぐ乾くこともあります。
涙の質を調べる検査で、目を開いてから目の表面の涙の膜が破壊されるまでの時間(BreakUpTime:BUT)を測ります。
BUTが5秒以下の場合、ドライアイが疑われます。 - シルマー検査
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涙の量を調べる検査で、下記のような目盛りのついた専用の試験紙を下まぶたの端に5分間挿入します。
試験紙が涙で濡れた長さで涙の量を測ります。
涙の量が5mm以下の場合ドライアイが疑われます。
治療
- 点眼処方
- 症状が軽い場合は、潤いを持たせる点眼薬で緩和させることができます。
- 涙点プラグ
- 点眼薬だけでは症状をコントロールできない方に行います。
涙の出口である涙点に栓(涙点プラグ)をして、涙の生理的な排出を人為的に遮断するような治療を行うこともあります。
涙点プラグ治療は、眼の表面を潤した涙が排水される「涙点」に栓をする治療法で、点眼麻酔下での簡単な処置で行うことができます。
左右の目の目頭側には上下に涙点があります(涙の仕組みの項の図を参照)ので、そこに栓をすることで涙の排出を抑え乾燥を防ぐ治療です。
ボトックス注射
目のまわりや顔のけいれんでお困りの方に・・・
ボトックスによる筋弛緩治療
眼瞼痙攣とは、両眼のまわりの筋肉が、自分の意思に関係なく勝手に力が入り、うまくまばたきができなくなったり目が開けにくくなる病気です。
初期には、まぶしい、目をつぶっていた方が楽、目が乾く、目がショボショボする…などドライアイと似通った症状が見られ、ドライアイとして治療されている場合もあります。進行すると自分の意思で目を開けられなくなり、目が見えない状態になります。
眼瞼けいれん、片側顔面けいれんともに原因が完全に解明されていないため、根本的に治す治療は今のところありません。従って、症状を抑える対症療法が治療の中心となります。
対症療法としては、内服薬による治療、手術による治療、特殊なメガネの装用による治療などがありますが、現在我が国では、ボトックス療法(ボツリヌス療法)が治療の第一選択となっており、唯一保険適応が承認されています。
目のまわりや顔のけいれんでお悩みの方は、一度ご相談ください。
治療
ボトックス療法は、神経の伝達を阻害する薬剤で、筋肉の緊張をやわらげる作用があります。
まぶたのまわりの緊張している筋肉にボトックスを直接注射することで、筋肉のけいれんや収縮の原因になっている神経の働きを抑え、緊張しすぎている筋肉を緩めるものです。治療を受けた患者様の80%で症状の改善が得られるという統計が出ています。
ボトックス療法の効果は通常2~3日後から現れ、おおむね2~4ヶ月ほど効果が続きます。効果が弱まってくるとまただんだんけいれんの症状が出てきますので、症状が再び現れてきたら繰り返し注射を行っていく必要があります。
効果の出方や持続時間、また副作用の出現率には個人差がありますので、きちんと医師と症状を相談しながら治療を行います。
メガネ・コンタクト処方
新しくメガネ・コンタクトレンズを作成したい、メガネ店で眼科で処方箋をもらってくるように言われた。今まで使用していたメガネ・コンタクトレンズが見えづらくなってきたなど、ご遠慮なくご相談ください。
コンタクトレンズに関しまして、当院では使い捨てソフトコンタクトレンズおよびハードコンタクトレンズを取り扱っております。
取り扱いメーカー、お値段などはお電話でご確認ください。
※メガネ処方、コンタクトレンズが初めての方、ハードコンタクトレンズご希望の方は基本的にご予約でさせていただいております。
来院前にお電話の方で予約していただけますとスムーズですのでご協力のほどお願いいたします。
※コンタクトレンズの院外処方箋はお出ししておりません。ご了承ください。