アバレプトミニ懸濁性点眼液が発売になりました〜さし心地はいかに?〜(横浜市 梅の木眼科クリニック)
2026/04/06
アバレプト懸濁性点眼液を点眼した具合はいかに?
4月に入り、新年度になりました。夏日を記録するような気候でもあり、桜も徐々に散り始めてきましたね。なんとなく落ち着かない日々ですが、皆様体調を崩さないように気をつけてください。
スギの花粉は落ち着いてきたようですが、ヒノキの花粉も大分多いようですので、普段はスギで終わりの方も油断せずに治療を続けられると良いかと思います。
さて、今回のブログはアバレプト懸濁性点眼液が今日から発売開始となったことから、さし心地や効果について体験してみようと思い、スタッフと共に点眼してみたのでその感想をお話ししたいと思います。
アバレプト点眼液は以前ブログで紹介した通り、涙の蒸発や、補給といった今までの治療アプローチとは違い、ごろつきや痛みといった症状を緩和させることに重きを置いた点眼液です。詳しくは以前のブログ(こちら)をお読みください。外来診療をしている中で、ドライアイの治療をしていても症状が改善しない方はよく見受けられます。そんな方々の治療の一助になる点眼であればいいなと思い、前々から発売を首を長くして待っていました。先日千寿製薬様に勉強会をしていただき、効能や副作用について聞いてはいましたが、使用感については点眼してみないとわからないことなのでスタッフと共に点眼してみましたのでそのご報告です。
色々説明や事前の勉強はしていますが、やはり実際点眼してみないとよくわかりませんので、急遽点眼体験会を外来の合間で行ってみました。
結果は点眼した皆、さし心地は概ね良好でした。
懸濁液ですが、ベタベタする感じやぼやけてみづらい感じはありません。刺激感もないので誰でもさし心地は良いと思っていただけそうな点眼だと思います。
熱や痛みを感じる受容体をブロックすることによる副作用である冷感というものがどういうものかと興味があったのですが、すーっとした爽快感というよりは、常温の点眼液なのにヒヤッとする感じがする不思議な感覚が数分あるような感じでした。
副作用が強い方は全身の冷感を感じられるそうですが、当院ではそこまで感じる者はいませんでした。
ドライアイ症状が強いわけではないので、乾燥感やごろつきがどのくらい良くなったともわかりかねますが、さし心地は良く、スタッフの中にはつけた瞬間いつもよりスッキリ見えるという感想を述べていたものもおりますので、万人ウケしやすい点眼ではないかと期待しています。
懸濁液ではありますが、コンタクトレンズの上からでも大きな問題はなく点眼できそうですし、角膜の傷も良くなるようなので、ドライアイ点眼の最初の一手としての使い方が期待できる良いお薬になりそうです。
実際にドライアイ症状でお困りの方に点眼していただき、改善度合いを聞きながら、ドライアイ治療の優先順位を考え直す必要がありそうです。
ドライアイの治療でお困りの方は一度お試ししてみてもよろしいかと思います。
新薬なので、一度に2本までしか処方できませんが、色々ご意見を聞いていきたいと思います。
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