医療法人柔敦

白内障は何歳から進行する?40代・50代・60代で変わる見え方の変化と対策

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白内障は何歳から進行する?40代・50代・60代で変わる見え方の変化と対策

白内障は何歳から進行する?40代・50代・60代で変わる見え方の変化と対策

2026/01/19

白内障は何歳から始まるのか

「最近、視界がかすむようになった」「夜の運転で対向車のライトがまぶしく感じる」・・・こうした症状に心当たりはありませんか?

白内障は、多くの方が「高齢者の病気」と考えがちです。しかし実際には、40代後半から症状が現れ始めることも珍しくありません。
目の中の水晶体が濁ることで起こる白内障は、加齢とともに誰にでも起こりうる自然な変化なのです。

早い方では40代から発症し、50代で約40~50%、60代では70~80%、70代になると80~90%の方に何らかの症状が見られます。そして80歳以上では、ほぼ100%の方が白内障を発症しているとされています。

年齢を重ねるごとに発症率が高まる白内障ですが、進行の速度や症状の現れ方には個人差があります。
生活習慣や紫外線への暴露、糖尿病などの全身疾患、ステロイド薬の使用歴なども影響するため、同じ年齢でも見え方の変化は人それぞれです。

40代で現れる初期症状と見え方の変化

40代は白内障の初期症状が現れ始める年代です。

この時期の症状は軽微なため、「疲れ目かな」「老眼が始まったのかも」と見過ごしてしまうことが多いのです。しかし、早期に気づくことで適切な対策を取ることができます。

40代に多い白内障の初期サイン

40代で注意すべき症状には、以下のようなものがあります。
視界全体が少し白っぽくかすんで見える、晴れた日の日差しがまぶしく感じるようになった、夜間の運転で対向車のライトが以前よりまぶしい、メガネを新調してもすぐに合わなくなる・・・これらは白内障の初期症状かもしれません。

特に40代の白内障では、水晶体の中央部分である「核」が硬くなり黄色く濁る「核硬化」というパターンが多く見られます。核硬化が進むと、近視が強くなるという特徴的な変化が起こります。

メガネを買い替えたばかりなのに、1年もたたずに合わなくなってきたという場合は、白内障の進行を疑う必要があります。

元々近視が強かった方は白内障が進みやすいので、特に注意が必要です。

老眼との見分け方

40代は老眼が始まる時期でもあるため、白内障と老眼を混同しやすいという問題があります。
老眼は近くのものにピントが合いにくくなる症状ですが、白内障は遠くも近くも全体的にかすんで見えるという違いがあります。
また、老眼鏡をかけると近くがはっきり見えるようになりますが、白内障の場合はメガネをかけても視界のかすみが改善しません。

光のまぶしさを強く感じる、色の見え方が以前と変わった気がする、視界に膜が張ったような感覚がある・・・こうした症状があれば、白内障の可能性を考えて眼科を受診することをおすすめします。

50代で進行する白内障の特徴

50代になると、白内障の症状がより明確になってきます。

この年代では約40~50%の方に水晶体の濁りが見られるようになり、日常生活での不便さを感じ始める方が増えてきます。
仕事や運転など、アクティブな生活を送る50代にとって、視力の低下は大きな影響を及ぼします。

50代特有の見え方の問題

50代の白内障では、視界のかすみがはっきりと自覚できるようになります。
パソコン作業で文字が読みにくい、書類の細かい文字が見えづらい、人の顔を認識するのに近くまで行かないと判別できない・・・こうした症状が現れます。

また、夜間の運転が不安になる、階段の上り下りで距離感がつかみにくい、スポーツをする際にボールの動きが追いにくいなど、安全面でのリスクも高まります。

50代はまだ仕事の責任も重く、運転が必要な方も多い年代です。見えにくさを我慢していると、事故につながる可能性もあるため注意が必要です。

50代で手術を検討するタイミング

50代で白内障手術を受けることには、いくつかの注意点があります。
この年代はまだ水晶体の調節力がある程度残っているため、手術で眼内レンズを入れると一気に老眼が完成した状態になります。つまり、40代や50代で手術を受けると、60歳の老眼になってしまうのです。

しかし、日常生活に支障が出ている場合は、早めの手術が望ましいといえます。白内障が進みすぎると手術の難易度が上がり、合併症のリスクも高まるからです。
また、多焦点眼内レンズを選択することで、遠くも近くも見えやすくなり、老眼鏡の使用頻度を減らすことも可能です。

手術のタイミングは、生活スタイルや仕事の内容、希望する見え方などを総合的に考えて決めることが大切です。
梅の木眼科クリニックでは、患者様一人ひとりの状況を丁寧に伺いながら、最適な手術時期とレンズ選びを一緒に考えています。

60代以降の白内障と対策

60代になると、白内障の発症率は70~80%に達します。
この年代では、多くの方が何らかの視力低下を自覚するようになり、眼科を受診される方が増えてきます。白内障手術を受ける年代のピークは70~74歳で、次に多いのが75~79歳です。

60代・70代の白内障の進行

60代以降では、水晶体の濁りがさらに進行し、視力低下が顕著になります。視界が全体的に白っぽくかすむ、色の見え方が鈍くなる、光がにじんで見える、物がダブって見える・・・こうした症状が強くなってきます。

また、白内障を放置すると、転倒や事故のリスクが高まります。階段の段差が見えにくくなり、つまずいて転倒する、夜間の運転で対向車のライトがまぶしくて危険を感じる、信号の色が判別しにくい・・・こうした状況は、骨折や交通事故につながる可能性があります。

さらに近年の研究では、白内障を放置すると認知症のリスクが高まることが報告されています。
視力低下により外出が減り、社会的な活動が制限されることで、認知機能の低下につながると考えられています。

高齢になってからの手術の注意点

80歳を過ぎてから白内障手術を受ける場合、いくつかの注意点があります。
白内障が進みすぎると、水晶体が非常に硬くなり、超音波で砕くのに時間がかかります。手術時間が長くなると、目への負担も大きくなるのです。

また、高齢になると全身状態の変化により、手術を受けにくくなる要因も出てきます。糖尿病や高血圧などの持病がある場合、網膜の状態も詳しく調べる必要があります。

白内障が進行しすぎると、手術に必要な検査も十分にできなくなることがあるため、症状を自覚したら早めに眼科を受診することが大切です。

白内障の進行を遅らせる日常対策

白内障は完全に予防することはできませんが、進行を遅らせることは可能です。

日常生活でできる対策を取り入れることで、視力低下のスピードを緩やかにすることができます。
早期から対策を始めることが、将来の視力を守ることにつながります。

紫外線対策の重要性

紫外線は白内障の大きな原因の一つです。太陽からの紫外線が水晶体のタンパク質にダメージを与え、濁りを引き起こします。外出時にはUVカット機能のあるサングラスや帽子を着用することで、紫外線から目を守ることができます。

特に屋外での仕事が多い方、スポーツやレジャーで長時間外にいる方は、紫外線対策を徹底することが大切です。
サングラスは色の濃さではなく、UV400やUV100%カットと表示されたものを選びましょう。

生活習慣の見直し

喫煙は白内障のリスクを高めることが知られています。喫煙量が多いほど、核硬化や皮質白内障になりやすいとされているため、禁煙することが望ましいです。

また、糖尿病がある方は血糖コントロールが重要です。血糖値が高い状態が続くと、白内障の進行が早まります。
定期的に眼科を受診し、目の状態をチェックすることも大切です。

食生活では、抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンE、ルテインなどを含む食品を積極的に摂ることが推奨されています。緑黄色野菜や果物、ナッツ類などをバランスよく食べることで、目の健康を維持することができます。

点眼薬による進行抑制

白内障の初期段階では、進行を遅らせる目的で点眼薬が処方されることがあります。
ピレノキシン製剤やグルタチオン製剤などが使用されますが、これらは水晶体の濁りを透明に戻すことはできません。あくまでも進行を遅くする効果です。

点眼薬は医師の指示に従って正しく使用することが大切です。自己判断で中止したり、使用方法を変えたりしないようにしましょう。

梅の木眼科クリニックの白内障治療

横浜市保土ケ谷区の梅の木眼科クリニックでは、白内障治療に特化した診療を行っています。

相鉄線「西谷駅」北口から徒歩7分、駐車場も3台完備しており、アクセスも良好です。
小さなお子様からご高齢の方まで、幅広い世代の目の健康をサポートする地域密着型の眼科クリニックとして、多くの患者様に信頼されています。

日帰り白内障手術の特徴

当院では、毎週月曜・水曜に日帰り白内障手術を実施しています。
手術時間はおよそ10分で、局所麻酔を使用するため痛みもほとんどありません。翌日からほぼ普段通りの生活を送ることが可能です。

手術では、濁った水晶体を取り除き、代わりに人工の眼内レンズを挿入します。創口は縫合を必要とせず自己閉鎖するため、身体への負担も軽減されています。

「手術は怖い」と感じていた方も、思ったより負担が少なく驚かれることが多いです。

単焦点・多焦点レンズの選択

眼内レンズには、遠くが見えやすい単焦点レンズと、遠くも近くも自然に見える多焦点レンズがあります。

梅の木眼科クリニックでは、両方のレンズを取り扱い、患者様の生活スタイルや希望に合わせて最適なレンズを提案しています。
「できれば老眼鏡をかけたくない」「仕事で近くを見ることが多い」など、日常生活に即したカウンセリングを丁寧に行い、"どう見えるようになりたいか"を一緒に考えます。

ただ手術をするだけでなく、患者様の生活の質を向上させることを大切にしています。

経験豊富な院長による一貫診療

手術を担当するのは、大学病院・市中病院で15年以上の経験を持つ熊谷悠太院長です。
診察から手術、術後のフォローまで院長自らが責任を持って対応し、「安心して任せられる一貫診療」を実現しています。

患者様との会話を大切にしながら、医学的な根拠と生活の両面から最善の治療を提案する温かい人柄も、地域で選ばれる理由のひとつです。不安や疑問を抱えたまま帰すことはなく、説明は専門用語を避け、模型や画像を使ってわかりやすく伝えています。

白内障以外にも、緑内障・加齢黄斑変性・糖尿病網膜症・眼瞼下垂症・小児眼科など、幅広い診療に対応しています。

一般眼科から外科的治療まで一貫して行うことで、家族全員の「かかりつけ眼科」として安心して通えるクリニックです。

まとめ:見えづらさをあきらめない

白内障は、誰にでも起こりうる自然な変化です。40代から症状が現れ始め、年齢を重ねるごとに発症率が高まります。
「見えづらいけど、まだ大丈夫かな?」と我慢してしまう方も多いですが、適切なタイミングで治療を受けることで、生活の質を大きく変えることができます。

視界がかすむ、まぶしく感じる、夜の運転が不安・・・これらは白内障のサインかもしれません。
早期に気づき、眼科を受診することで、進行を遅らせたり、最適な手術時期を見極めたりすることができます。

梅の木眼科クリニックでは、あなたの目と気持ちの両方に寄り添い、"見える喜び"をもう一度取り戻すお手伝いをしています。不安なことがあれば、まずは一度ご相談ください。

梅の木眼科クリニック 所在地:〒240-0054 神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷1-25-21
アクセス:相鉄線「西谷駅」北口から徒歩7分
電話番号:045-371-2666
駐車場:3台完備(満車時は近隣コインパーキング利用可)
休診日:土曜午後・日曜・祝日

見えづらさをあきらめず、快適な視界を取り戻しましょう。
白内障や目の不調でお悩みの方は、ぜひ梅の木眼科クリニックにご相談ください。

【著者情報】熊谷悠太

日本眼科学会認定眼科専門医
2003年 聖マリアンナ医科大学医学部卒業、聖マリアンナ医科大学病院眼科学教室入局
2009年 聖マリアンナ医科大学大学院博士課程修了、桜ヶ丘中央病院眼科部長
2016年 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院眼科主任医長
2019年 梅の木眼科クリニック開院

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