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白内障手術翌日の視力はどれくらい?見え方の変化と当日の過ごし方の注意点

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白内障手術翌日の視力はどれくらい?見え方の変化と当日の過ごし方の注意点

白内障手術翌日の視力はどれくらい?見え方の変化と当日の過ごし方の注意点

2026/06/17

手術が終わった翌朝、目を開けたとき、世界はどう見えているのでしょうか。

白内障手術を受けた多くの患者さんが、翌日の診察で「こんなに明るく見えるとは思わなかった」と驚かれます。長年かすんでいた視界が、一夜にして変わる体験は、想像以上に感動的なものです。

一方で、「まぶしすぎて困る」「青みがかって見える」「視力がまだ安定しない」といった不安の声もよく耳にします。手術翌日の見え方には、さまざまな変化が起こります。それを事前に知っておくことが、術後の安心につながります。

この記事では、白内障手術翌日の視力回復の程度や見え方の変化、そして翌日の過ごし方における注意点を詳しく解説します。

白内障手術翌日の視力はどれくらい回復するのか

回復には個人差があります。
白内障手術翌日の視力は、一概に「○○まで回復する」とは言い切れません。手術で濁った水晶体を取り除き、人工の眼内レンズを挿入することで視界は明らかに改善しますが、どの程度見えるようになるかは、目の状態によって大きく異なります。

多くの場合、手術翌日から視力の回復を実感していただけます。「急に視界が開けた」「色が鮮やかに見える」といった感想をお持ちになる方が多いです。
ただし、角膜や網膜の状態、白内障以外の目の病気の有無など、さまざまな要因が回復の速さに影響します。手術翌日に良く見えるようになる方もいれば、1週間以上かけて徐々に回復していく方もいます。

視力が安定するまでの期間

術後すぐは、まだ視力が揺れることがあります。

手術直後から翌日にかけては、目の中に炎症反応が残っていたり、角膜がわずかに腫れていたりすることがあります。そのため、見え方が安定しないと感じる方もいます。
一般的に、視力が安定してくるのは術後2週間から1ヶ月頃です。この時期を過ぎると、日常生活における制限もなくなり、眼鏡の度数調整なども行いやすくなります。

梅の木眼科クリニックでは、手術翌日・術後3日目・1週間後・1ヶ月後・3ヶ月後と、段階的な診察スケジュールを設けています。視力の経過を丁寧に確認しながら、安心して回復を見守れる体制を整えています。

白内障以外の目の病気が視力回復に影響する

白内障手術で確実に改善するのは「濁りによる視力低下」です。

網膜や視神経など、白内障とは別の部位に問題がある場合、手術後の視力が期待通りに回復しないことがあります。手術してみないとわからない部分もあるため、術前の検査と医師との十分な相談が非常に重要です。

梅の木眼科クリニックでは、視力検査・眼圧検査・眼底検査・眼軸長検査・角膜内皮細胞検査など、多角的な術前検査を実施しています。

手術翌日に起こる見え方の変化とその原因

「まぶしい」「青く見える」……これは正常な反応です。

白内障手術の翌日には、いくつかの特徴的な見え方の変化が現れることがあります。これらの多くは一時的なものであり、時間の経過とともに落ち着いていきます。
あらかじめ知っておくことで、不必要な不安を感じずに済みます。

まぶしさを強く感じる(羞明)

手術翌日から、まぶしすぎると感じる方は少なくありません。
これは「羞明(しゅうめい)」と呼ばれる症状です。手術前は濁った水晶体を通して見ていたため、目に入る光の量が制限されていました。
手術で濁りが取れると、急に大量の光が目に入るようになります。この変化に目が慣れていないため、まぶしさを強く感じるのです。

手術直後はかなりまぶしく感じるものの、時間が経過するとあまり感じなくなってきます。まぶしさが続くようであれば、サングラスの着用をお勧めします。

青みがかって見える(青視症)

「物が少し青く見える」という変化も、よく報告される症状です。

手術前は、加齢によって水晶体が黄色みを帯びており、青色などの短波長の光が目に入りにくくなっていました。眼内レンズはその短波長の光を通すため、手術後は青色の光が目に入りやすくなります。これを「青視症」といいます。

両眼を同時に手術した場合はあまり気にならないことが多いですが、片眼だけ手術した場合は左右の色の見え方の違いが気になることがあります。時間が経つと気にならなくなる方がほとんどです。
薄い茶系のサングラスを使うと、色の差を和らげる効果があります。

飛蚊症のような症状が出ることもある

黒い点や糸くずのようなものが視界に浮かんで見える「飛蚊症」が、手術後に気になる方もいます。 これは手術前から存在していたものが、視界が明るくなったことで目立つようになるケースが多いです。
ただし、術後に急に飛蚊症が増えた場合や、視野の一部が欠けるような症状がある場合は、速やかに担当医に相談してください。

出典 公益社団法人 日本眼科医会「白内障手術を受ける方へ 知っておきたい白内障術後のケア」 より作成

手術翌日にできること・できないこと

翌日から意外と動けます。でも、目の安静は最優先です。

「手術翌日はずっと安静にしていなければならない」と思っている方も多いですが、実際にはある程度の日常生活はすぐに再開できます。
一方で、目に負担をかける行為は控える必要があります。正しく理解して、安全に回復を進めましょう。

手術翌日からできること

首から下の入浴・シャワー
テレビの視聴・読書
炊事・洗濯・掃除などの家事
汗をかかない程度の軽い運動

これらは手術翌日から問題なく行えます。視力が回復してきていれば、テレビや読書も無理のない範囲で楽しんでいただけます。

手術翌日にはまだ控えること

顔を洗う(洗顔)・洗髪(術後5日目からOK)
入浴(首から上を水に濡らすこと)
飲酒・喫煙
自動車・バイク・自転車の運転
汗をかく激しい運動
化粧・散髪

目に水や汗が入ることは、感染リスクを高めます。洗顔や洗髪は術後5日目まで控えてください。
また、翌日の診察には自分で運転して来院することはできません。必ず公共交通機関を利用するか、ご家族に送迎をお願いしてください。

段階的に回復していく術後スケジュール

術後3日目からは入浴・飲酒・短距離の運転などが可能になります。

術後1週間後には、化粧・散髪・旅行・水泳・サウナなどが個人の状態に応じて可能となります。術後1ヶ月頃には視力が安定し、日常生活の制限はほぼなくなります。術後3ヶ月後の診察で問題がなければ、点眼薬の使用も終了となります。

このように、梅の木眼科クリニックでは術後の回復段階に合わせた丁寧なスケジュール管理を行っています。
一人ひとりの状態に応じて、院長が直接確認しながら回復をサポートします。

術後の点眼薬は必ず守ってください

点眼薬は、術後管理の要です。
白内障手術後は、医師が処方した点眼薬を決められた回数・期間にわたって使用することが非常に重要です。点眼薬には、炎症を抑える効果や感染を防ぐ効果があります。
「目の状態が良くなってきたから」と自己判断でやめてしまうことは、術後の合併症リスクを高める可能性があります。

梅の木眼科クリニックでは、手術翌日の診察時から点眼を開始していただきます。点眼の方法や回数については、スタッフが丁寧にご説明しますので、不安な方もご安心ください。

点眼薬の使用期間と終了のタイミング

点眼は術後3ヶ月間続けることが基本です。
術後3ヶ月後の診察で、特に問題がなければ点眼終了となります。それまでは、朝・昼・夜など決められたタイミングで忘れずに点眼を続けてください。旅行中や外出先でも、点眼薬を持参して継続することが大切です。

目を触らない・こすらない

術後の目は非常にデリケートな状態です。
無意識に目をこすってしまうと、傷口に負担がかかったり、感染の原因になったりします。かゆみや違和感があっても、目を手で触ることは避けてください。
就寝中に無意識にこすってしまう場合は、保護メガネの着用が有効です。担当医に相談してみてください。

梅の木眼科クリニックの白内障手術の特徴

年間400件以上の実績。安心の日帰り手術を提供しています。

梅の木眼科クリニックは、神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷に位置する眼科専門クリニックです。院長の熊谷悠太医師は、聖マリアンナ医科大学病院や桜ヶ丘中央病院、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院での15年間の診療経験を経て、2019年に開院しました。
日本眼科学会認定眼科専門医として、カウンセリングから手術まで一貫して担当しています。

手術時間は約10分。局所麻酔でほぼ痛みなし

「手術」と聞くと身構えてしまう方も多いと思います。

白内障手術は、点眼麻酔による局所麻酔で行うため、ほとんど痛みを感じません。手術時間は約10分程度です。角膜を小さく切開し、濁った水晶体を超音波で砕いて吸引し、人工の眼内レンズを挿入します。傷口は縫合せずに自己閉鎖するため、術後の負担も最小限です。
日帰りで手術を受けられるため、時間的にも経済的にも余裕をもって臨んでいただけます。

単焦点・多焦点の2種類のレンズから選択可能

眼内レンズは、患者さんのライフスタイルに合わせて選びます。

単焦点眼内レンズ(保険診療)は、ピントが合う距離が一か所になります。遠方に合わせると近方は眼鏡が必要になり、近方に合わせると遠方は眼鏡が必要になります。ほとんどの場合、眼鏡の使用が必要です。

多焦点眼内レンズ(自由診療)は、遠方と近方の両方にピントが合うため、眼鏡の装用頻度を大幅に減らすことができます。ただし、他の眼科疾患がある場合は選択できないこともあります。

どちらが良いということはなく、目の状態・ライフスタイル・希望する見え方に応じて、院長が十分な説明のうえで一緒に決めていきます。

硝子体手術設備と笑気麻酔の導入

万が一の合併症にも、院内で対応できる体制を整えています。

白内障手術中に水晶体核が落下するなどの合併症が発生した場合でも、硝子体手術の設備を完備しているため、院内で対応が可能です。
また、横浜市内でもまだ少ない低濃度笑気麻酔を導入しており、手術への緊張や不安を和らげた状態でリラックスして手術を受けていただける環境を整えています。

「手術が怖くて踏み出せない」という方も、ぜひ一度ご相談ください。

白内障手術後に気をつけたいこと・よくある疑問

眼内レンズは何年もちますか?

眼内レンズは50年以上もつとされています。
「2〜3年で視力が落ちる」という話を耳にすることがありますが、これは眼内レンズ自体の問題ではありません。
もし術後数年で視力が低下した場合は、「後発白内障(眼内レンズが入っている袋が濁る)」や別の眼疾患の可能性が考えられます。異常を感じたときは、早めに眼科を受診してください。

白内障は再発しますか?

白内障そのものが再発することはありません。 ただし、眼内レンズを支える袋(水晶体嚢)が濁る「後発白内障」が起こることがあります。後発白内障はレーザー治療で対応できるため、過度に心配する必要はありません。

手術後はいつから眼鏡を作れますか?

視力が安定する術後1〜2ヶ月頃が目安です。
術後すぐは視力が変動しやすいため、眼鏡の度数を合わせるには視力が安定してからが適切です。担当医の指示に従って、適切なタイミングで眼鏡店を訪れてください。

まとめ

白内障手術翌日の視力回復には、個人差があります。
多くの方が翌日から視力の改善を実感できますが、視力が完全に安定するのは術後2週間〜1ヶ月頃です。翌日はまぶしさや青みがかった見え方など、さまざまな変化が起こることがありますが、これらは一時的なものがほとんどです。

術後の生活では、点眼薬の継続・目を触らない・洗顔や洗髪のタイミングを守るといった基本的な注意点を守ることが、安全な回復への近道です。
焦らず、段階的に日常生活を取り戻していきましょう。

白内障手術について不安や疑問がある方、横浜市内で信頼できる眼科をお探しの方は、ぜひ梅の木眼科クリニックへご相談ください。
院長が丁寧にカウンセリングを行い、あなたに合った最適な治療をご提案します。

【著者情報】熊谷悠太

日本眼科学会認定眼科専門医
2003年 聖マリアンナ医科大学医学部卒業、聖マリアンナ医科大学病院眼科学教室入局
2009年 聖マリアンナ医科大学大学院博士課程修了、桜ヶ丘中央病院眼科部長
2016年 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院眼科主任医長
2019年 梅の木眼科クリニック開院

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