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白内障の症状が気になったら何科を受診する?検査から治療まで解説

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白内障の症状が気になったら何科を受診する?検査から治療まで解説

白内障の症状が気になったら何科を受診する?検査から治療まで解説

2026/09/13

📋 この記事の目次

「なんだか最近、視界がかすんでいる」「光がやたらまぶしく感じる」——そんな変化に気づいたとき、どの診療科に行けばいいのか迷ってしまう方は少なくありません。

結論からお伝えすると、白内障は「眼科」を受診してください。内科や総合病院の外来ではなく、眼科専門の医師がいるクリニックが第一の相談窓口です。白内障は目の中の「水晶体」が濁る病気で、点眼薬や手術など治療の選択肢はすべて眼科の専門領域になります。

この記事では、白内障の主な症状・進行のしかた・検査内容・手術の流れまで、眼科専門医がわかりやすく解説します。「まだ受診するほどでもないかな」と迷っているあなたにこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。

  • 白内障で受診すべき診療科とその理由
  • 白内障の症状・進行・検査の流れ
  • 治療法(点眼薬・手術)の選択肢と日帰り手術について

白内障かも?と感じたときに受診すべき診療科

答えは「眼科」一択です

視界のかすみやまぶしさを感じると、「内科に行けばいいのかな」「総合病院の眼科じゃないとだめ?」と迷う方がいます。しかし、白内障の診断・治療・手術はすべて眼科の専門領域です。まずはお近くの眼科クリニックを受診することをおすすめします。

眼科専門医のいるクリニックでは、専用の検査機器を使って水晶体の濁り具合を詳しく確認できます。「白内障かどうかわからない」という段階でも、眼科での精密検査によって早期に発見・診断を行うことができます。

内科・総合病院の外来との違い

内科や整形外科では目の専門的な検査機器が整っていないため、白内障の有無や進行度を正確に評価することができません。「視界がぼやける=目の病気」とわかっていても、どこで診てもらうかによって、得られる情報の質は大きく異なります。

また、糖尿病や高血圧などの持病をお持ちの方は、それらの疾患が目に影響を与えていることもあります。そのような場合でも、目の症状の入り口は「眼科」です。必要に応じて内科との連携を取りながら診療を進めていきます。

「まだ大丈夫だろう」は危険なサインかもしれません

白内障は進行がゆっくりであるため、「なんとなく見えにくい」という自覚症状が長く続くことがあります。しかしその間にも濁りは少しずつ広がり、放置すると手術が難しくなるケースもあります。視界の変化に気づいたら、早めの受診を心がけることが大切です。

白内障の症状と進行のしくみ

白内障とはどんな病気?

白内障とは、眼球の中にある「水晶体」が白く濁ってくる病気です。水晶体はもともとカメラのレンズに相当する透明な組織で、外から入ってきた光を網膜に届ける役割を担っています。この水晶体が濁ると、光がうまく通らなくなり、見え方にさまざまな変化が生じます。

白内障の原因として最も多いのは加齢です。60代以上の方に多くみられ、80代ではほぼすべての方に白内障の変化が認められると言われています。そのほか、糖尿病・外傷・ステロイド薬の長期使用・紫外線の長期暴露などが原因となるケースもあります。

Point 01
白内障の代表的な症状

白内障には以下のような特徴的な自覚症状があります。どれか一つでも当てはまる場合は、眼科での検査を受けることをおすすめします(症状の現れ方には個人差があります)。

  • 視界がかすんで見える・霧がかかったように感じる
  • 光(太陽光・ヘッドライトなど)がまぶしく感じる
  • 暗い場所でものが見えにくい
  • メガネを換えてもうまく見えない
  • 近くが急に見えやすくなったと感じる(一時的な近視化)
  • ものが二重・三重に見える
  • 色がくすんで見える・コントラストが低下した感じ
Point 02
白内障の進行ステージ

白内障は一般的に「初期→中等度→高度(成熟白内障)→過熟白内障」という段階を経て進行します。初期の段階では日常生活への支障が少ないことが多いですが、進行するにつれて視力が著しく低下し、最終的には光の明暗しかわからない状態になることもあります。早期に発見するほど、治療の選択肢も広がります。

Point 03
よくある誤解:「老眼が進んだだけでしょ」

老眼と白内障はまったく異なる状態です。老眼は水晶体の弾力が落ちてピント調節が難しくなる状態で、近くのものが見えにくくなります。一方、白内障は水晶体が「濁る」病気です。両者が同時に進行することもあるため、「老眼だから仕方ない」と自己判断せず、眼科での正確な診断を受けることが大切です。

眼科での検査と診断の流れ

初診時に行われる主な検査

眼科を受診すると、視力検査・眼圧測定・細隙灯顕微鏡検査(スリットランプ検査)などが行われます。細隙灯顕微鏡検査では医師が直接、水晶体の濁りの位置や程度を確認します。これにより白内障の有無だけでなく、緑内障・網膜疾患など他の眼疾患を同時に確認することも可能です。

手術を検討する場合に必要な精密検査

手術を検討する段階になると、さらに詳しい検査が行われます。主なものとして、眼軸長測定(眼の長さを測る検査)・角膜形状解析(角膜トポグラフィ)・超音波検査などがあります。これらの検査データは、手術で使用する眼内レンズの度数計算に欠かせない情報です。

また、OCT(光干渉断層撮影)と呼ばれる検査では、網膜の状態を詳しく確認します。白内障と同時に黄斑変性や糖尿病網膜症などが見つかることもあり、手術後の見え方の予測にも役立てられます。

散瞳検査(瞳を広げる検査)について

白内障の詳細な評価や、網膜の観察のために「散瞳(さんどう)検査」が行われることがあります。目薬で瞳を広げることで眼底や水晶体の奥まで観察できますが、検査後は数時間、まぶしさやピンボケが続きます。散瞳検査が予定されている場合は、当日の車・バイクの運転は避け、公共交通機関やご家族の送迎をご利用ください。

散瞳検査を受けた当日は、目薬の効果が残るため視界がぼやけたりまぶしさが続いたりします。個人差はありますが、効果が切れるまで数時間かかることが一般的です。車・バイク・自転車の運転は控えてください。

白内障の治療法:点眼薬と手術の選択肢

点眼薬による治療(保存的治療)

白内障の進行を完全に止める薬は現時点では存在しませんが、進行の抑制を目的とした点眼薬(白内障治療点眼薬)が使用される場合があります。主に初期・中等度の白内障で、日常生活に大きな支障がない段階で用いられます。定期的に眼科で経過を観察しながら使用します。

手術療法(水晶体超音波乳化吸引術)

白内障の根本的な治療は手術(水晶体超音波乳化吸引術)です。濁った水晶体を超音波で砕いて取り出し、代わりに人工の眼内レンズを挿入する方法です。現在の白内障手術は技術的に高い安全性が期待できる方法として確立されており、多くの場合、日帰り(入院不要)での実施が可能です(個人差・全身状態によります)。

✅ 単焦点眼内レンズ(保険適用)

  • 保険診療で受けられる
  • 遠方または近方の一点にピントが合う
  • 実績が豊富で安定した見え方が期待できる
  • 経済的な負担が少ない

📌 多焦点眼内レンズ(選定療養)

  • 手術代は保険+レンズ代は自費(選定療養)
  • 遠方・近方の両方にピントが合いやすい
  • メガネへの依存度を下げたい方向け
  • 金額は要問い合わせ(クリニックへご確認ください)

どちらのレンズが適しているかは、目の状態・ライフスタイル・職業・趣味など、患者様ひとりひとりの状況によって異なります。医師と十分に相談したうえで選択することが大切です。

日帰り手術について

「手術のために入院するのは難しい」「家族の介護があって長期間家を空けられない」——そのような方にとって、日帰り手術は大きな選択肢のひとつになります。現在の白内障手術の多くは、入院せずにその日のうちに帰宅できる形で行われています(全身状態・合併症の有無によっては入院が必要な場合もあります)。

手術当日は眼帯をして帰宅することになり、術後は定期的な通院と点眼が必要です。術後の見え方が安定するまでには、通常数週間程度かかるとされていますが、個人差があります。

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梅の木眼科クリニックの白内障診療について

院内で完結する精密検査体制

神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷にある梅の木眼科クリニックでは、OCT・眼軸長測定装置・角膜トポグラフィ・超音波画像診断装置などの検査機器を院内に備えています。白内障の診断から手術前の精密評価まで、大きな病院に行かずに院内で検査が完結できる体制を整えています。

  • 院内2階に専用手術室を完備。毎週月・水曜日を手術日に設定し、日帰りで白内障手術・網膜硝子体手術などに対応
  • 院長・熊谷悠太が大学病院・市中病院で15年以上培った経験をもとに、過熟白内障など難症例にも対応
  • 視能訓練士(ORT)が常勤し、術前・術後の視機能評価や視力訓練を専門的にサポート
  • バス停「梅の木」目の前・専用駐車場3台完備で、術後の通院もスムーズ
  • LINE公式アカウント・WEB事前問診対応で、受診前の不安を気軽に解消できる環境を整備

白内障の手術は「怖い」「大げさ」と思われる方も多いのですが、現代の白内障手術は技術的に成熟しており、多くの方が日帰りで受けられる治療です。大切なのは「いつ手術を受けるか」のタイミングと、患者様ご自身の生活状況に合ったレンズ選びです。当院では、病気の説明だけでなく、患者様の日常やご希望についても丁寧にお話を聞きながら、一緒に最善の方法を考えていきたいと思っています。どうぞ気軽にご相談ください。

梅の木眼科クリニック 院長 熊谷 悠太

よくある質問(FAQ)

白内障の手術はどのくらいの時間がかかりますか?
手術そのものの時間は通常15〜30分程度です(個人差・術式により異なります)。ただし、術前処置(散瞳・麻酔など)や術後の安静・点眼確認があるため、クリニックへの滞在時間は2〜3時間程度を見込んでおくと安心です。詳しい流れについては受診時にご説明いたします。
白内障は両目同時に手術できますか?
基本的には片眼ずつ日を分けて手術を行います。一方の目で術後の経過を確認してから、もう片方の手術を計画するのが一般的です。手術の間隔はおよそ1〜2週間程度が目安となることが多いですが、患者様の状態や医師の判断によって異なります。
白内障と診断されたら、すぐに手術が必要ですか?
白内障と診断されても、必ずしもすぐに手術が必要なわけではありません。日常生活や視力に大きな支障がない初期・中等度の段階では、定期的な経過観察と点眼治療を続けながら、手術のタイミングを医師と相談しながら決めていくのが一般的です。一方、進行が速い場合や生活の質に影響が出ている場合は、早めの手術を検討することになります。自己判断せず、まずは眼科での診察を受けることが大切です。

📝 この記事のまとめ

  • 白内障を疑ったら、受診すべき診療科は「眼科」。内科や総合病院ではなく、眼科専門の医師がいるクリニックが窓口
  • 視界のかすみ・まぶしさ・二重に見えるなどの症状が続く場合は、早めに眼科での精密検査を
  • 治療は「点眼薬による進行抑制」と「手術(水晶体超音波乳化吸引術)」の2つが柱。手術は多くの場合、日帰りで対応可能
  • 眼内レンズには単焦点(保険適用)と多焦点(選定療養)があり、ライフスタイルに合わせて選択できる
  • 「老眼だろう」と放置せず、気になる症状があればまず眼科で診てもらうことが目の健康を守る第一歩

目のかすみ・まぶしさが気になったら、まずはお気軽にご相談ください

神奈川県横浜市保土ケ谷区の梅の木眼科クリニックでは、白内障の診断から手術まで一貫して対応しています。目やまぶたに関するお悩みがありましたら、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。WEB問診で事前にご状況をお知らせいただけると、スムーズにご案内できます。

WEB問診はこちら クリニック公式サイトを見る

監修・執筆者プロフィール

熊谷 悠太(くまがい ゆうた)
梅の木眼科クリニック 院長

聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院・桜ヶ丘中央病院にて市中病院および大学病院勤務を経て、白内障の難症例・過熟白内障、硝子体手術、網膜剥離、未熟児網膜症など多数の症例に携わる。2019年、神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷に梅の木眼科クリニックを開院。「心に寄り添う街の眼科」をコンセプトに、わかりやすい説明と確かな診療で地域の目の健康を守る。

資格・所属:日本眼科学会認定 眼科専門医 / 身体障害者福祉法指定医(15条指定医)/ 視覚障害者用補装具適合判定医師研修会受講修了

〒240-0054 神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷1丁目25−21 ポンデロッサ西谷1F・2F|相鉄線西谷駅 北口より徒歩約7分|バス「梅の木」停留所すぐ

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