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ドライアイでもコンタクトは使える?使い続けるリスクと正しい対処法

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ドライアイでもコンタクトは使える?使い続けるリスクと正しい対処法

ドライアイでもコンタクトは使える?使い続けるリスクと正しい対処法

2026/09/20

「コンタクトをつけると夕方になると目がしょぼしょぼする」「目が乾いてコンタクトが痛い。でも使い続けて大丈夫?」——そんな不安を感じながら毎日コンタクトをつけていませんか?

結論からお伝えすると、ドライアイがあってもコンタクトレンズを完全にやめる必要はないケースがほとんどです。ただし、コンタクトの種類・装用時間・ケア方法を見直すことが目の健康を守るうえでとても大切です。涙の量が少なかったり質が低下していたりすると、コンタクトが角膜に張り付いて傷をつけるリスクがあり、適切な対処なしに使い続けることはおすすめできません。

この記事では、ドライアイとコンタクトレンズの関係を眼科専門医の視点からわかりやすく解説します。

  • ✅ ドライアイの人がコンタクトを使うときのリスクと注意点
  • ✅ ドライアイに向いているコンタクトレンズの選び方
  • ✅ 目の乾きを和らげる対処法と眼科を受診すべき目安
📋 この記事の目次

コンタクト中の「目の乾き・不快感」、感じていませんか?

こんな症状はドライアイのサインかもしれません

コンタクトレンズを装用していると、涙の蒸発が通常より早まりやすくなります。その結果、もともとドライアイ気味の方はもちろん、これまで目の乾きを意識していなかった方でも症状を自覚しやすくなることがあります。

以下のような症状に心当たりはありませんか?

  • 夕方になると目がかすむ・しょぼしょぼする
  • コンタクトをつけていると目がゴロゴロ・チクチクする
  • 充血しやすく、目が赤くなりやすい
  • コンタクトがずれやすい・張り付くような感覚がある
  • パソコンやスマートフォンを使うと目が特につらくなる
  • 屋外で風に当たると目が痛くなる

これらはドライアイの典型的なサインです。「コンタクトのせいで乾きやすい体質なのかな」と自己判断してそのまま使い続ける方が多いのですが、実は放置すると角膜に傷がつくリスクがあるため、早めに原因を調べることが大切です。

ドライアイはめずらしい病気ではありません

ドライアイは日本国内で推定800〜2000万人以上が罹患しているとされており、眼科外来では非常によく見られる疾患のひとつです。コンタクトレンズ装用者はドライアイを発症しやすく、コンタクトユーザーの約半数がドライアイに関連した症状を感じているという報告もあります(個人差があります)。

「目が乾く程度で病院に行くのは大げさかも…」と思われる方もいますが、自己流のケアだけで続けているとトラブルが大きくなる場合もあります。気になる症状があれば、眼科での検査を受けることをおすすめします。

なぜドライアイとコンタクトは相性が悪いのか?原因を知ろう

そもそもドライアイとはどんな状態?

ドライアイとは、涙の量が不足する「量的なドライアイ」と、涙の質(蒸発しにくさ・安定性)が低下する「質的なドライアイ」に大きく分けられます。近年は、涙の蒸発を防ぐ油分(マイボーム腺分泌物)の異常による「蒸発亢進型」が増えており、涙の量は足りていても目が乾く方が増えています。

健康な目の表面は、涙が薄い層(涙液層)となって覆っており、まばたきのたびに均一に広がります。しかしドライアイの状態ではこの涙液層が崩れやすく、目の表面が乾いた部分(ドライスポット)が生じて不快感や視力の揺らぎにつながります。

Point 01 コンタクトが涙を「横取り」してしまう
コンタクトレンズが涙液層を乱す

ソフトコンタクトレンズは水分を吸収する素材が多く、装用中に涙から水分を吸い取ってしまうことがあります。特に含水率の高い(60%以上)ソフトコンタクトは、乾燥した環境では逆に目から涙を蒸発させやすくなる「蒸発促進」の問題が知られています。コンタクトをつけることで涙液層が分断され、目の表面の乾燥が加速しやすくなります。

Point 02 まばたきの回数が減っている
デジタルデバイス使用でまばたきが激減

パソコンやスマートフォンを集中して使うとき、無意識にまばたきの回数が減ります。通常1分間に約15〜20回行われるまばたきが、画面を見ているときには5回以下になることもあります。まばたきは涙を目の表面に広げる「ワイパー」の役割を果たしているため、回数が減ると涙液層が崩れやすくなります。コンタクト装用中は特にこの影響が出やすい傾向があります(個人差があります)。

Point 03 コンタクトのケア不足・使用期間の問題
汚れた・古いレンズが症状を悪化させる

コンタクトレンズは使用期間を超えて使うと、レンズに汚れ(タンパク質・脂質の沈着)が蓄積し、涙液の広がりを妨げます。また、適切なケアを怠ると表面が荒れて目への刺激が増し、ドライアイ症状が悪化する要因になります。「まだ見えるから大丈夫」という判断は目のトラブルにつながりやすいため注意が必要です。

ドライアイでもコンタクトを使うために知っておきたい対処法

コンタクトレンズの種類を見直してみましょう

すべてのコンタクトレンズが同じようにドライアイに影響するわけではありません。レンズの素材・含水率・装用方式を見直すだけで、目の乾きが改善することがあります(個人差があります)。

✅ ドライアイに比較的向きやすい選択肢

  • シリコーンハイドロゲル素材のソフトコンタクト(酸素透過性が高く、乾きにくい傾向)
  • 低含水率(38〜45%)のソフトコンタクト(水分の蒸発量が少なめ)
  • 1日使い捨てタイプ(毎日新品で清潔・汚れが蓄積しない)
  • ハードコンタクトレンズ(涙液層が安定しやすい・汚れがつきにくい)

⚠️ ドライアイ症状が出やすい可能性がある選択肢

  • 高含水率(60%以上)の従来型ソフトコンタクト(乾燥環境では蒸発が早まりやすい)
  • 2週間・1か月交換タイプ(汚れ蓄積のリスクが高まる)
  • 長時間・長期連続装用(涙液層へのダメージが蓄積しやすい)

ただし、どのレンズが自分に合うかは目の状態や涙の質・量によって異なります。「なんとなく乾きにくそう」という理由だけで自己判断してレンズを変えることは避け、眼科で相談したうえで選ぶことをおすすめします。

日常生活でできるドライアイ対策

コンタクトレンズの見直しと並行して、日常生活での工夫もドライアイの症状緩和に役立ちます。

  • 装用時間を短くする:1日8時間を目安に、帰宅後はなるべくメガネに切り替える
  • 意識的にまばたきをする:パソコン・スマートフォン使用中は1〜2時間ごとに目を休める
  • コンタクト用の目薬(人工涙液)を使う:防腐剤無添加の点眼薬を選ぶと刺激が少ない(コンタクト装用のまま使えるタイプを選択すること)
  • 湿度を保つ:エアコンや暖房は目の乾燥を加速させるため、加湿器の活用や画面から距離を置くことが有効
  • 温罨法(まぶたを温める):蒸しタオルなどで目元を1日1回程度温めると、マイボーム腺の詰まりが改善することがあります

⚠️ こんなときはすぐにコンタクトを外して受診を

  • 目に強い痛みや激しい充血がある
  • 視力が急に落ちた・かすみが取れない
  • コンタクトを外しても痛みが続く
  • 目やにが急に増えた・目が開けにくい

これらの症状はドライアイだけでなく、角膜炎・感染症・角膜潰瘍などが起きているサインである可能性があります。自己判断で市販の目薬をさし続けるのではなく、早めに眼科を受診してください。

目の乾きや不快感が続いている場合は、まずは眼科での相談を。WEB問診で受診前に症状を伝えることができます。

WEB問診はこちら

眼科でのドライアイ治療——どんなことをするの?

まずは検査で涙の量・質を正確に調べます

ドライアイの診断は、問診と複数の検査を組み合わせて行います。「目が乾く気がするからドライアイ」と自己判断するのではなく、涙の量・質・目の表面の状態を客観的に確認することが大切です。眼科では主に以下のような検査が行われます。

  • シルマーテスト:細いろ紙を下まぶたに挟んで5分間で涙がどれだけ染み込むかを計測(涙の量を評価)
  • BUT(涙液層破壊時間)測定:まばたき後、涙液層が壊れるまでの時間を計測(涙の質を評価。5秒以下はドライアイの可能性)
  • フルオレセイン染色・ローズベンガル染色:色素を使って角膜・結膜の表面の傷や乾燥した部分を確認
  • 細隙灯顕微鏡検査:目の表面やまぶたの状態を詳しく観察

これらの検査結果をもとに、ドライアイの種類(涙液分泌減少型か蒸発亢進型か)を判断したうえで治療方針を決定します。

ドライアイの主な治療方法

ドライアイの治療は原因やタイプによって異なりますが、多くのケースでは以下のような治療が行われます。

治療法 01
点眼薬による治療(保険診療)

人工涙液・ヒアルロン酸点眼・ジクアホソルナトリウム点眼(涙の分泌を促進)など、症状に合わせた点眼薬を処方します。市販の目薬と違い、防腐剤が少ない・含まれない処方点眼薬はコンタクト使用中の目にも比較的優しく対応できます(装用中の使用可否は医師の指示に従ってください)。

治療法 02
マイボーム腺へのアプローチ

蒸発亢進型ドライアイの多くはまぶたのふちにあるマイボーム腺の機能低下が原因です。油分の詰まりを改善するために、温罨法(目元を温める)や医療機関でのまぶたのマッサージ・クリーニングが有効なことがあります(個人差があります)。

治療法 03
コンタクトレンズの見直しと指導

現在使用しているコンタクトの種類・交換サイクル・装用時間を見直すことも治療の一環です。目の状態に合ったレンズを眼科で処方してもらうことで、症状が大幅に改善することもあります(個人差があります)。また、コンタクトの休息日を設けることも目の回復を助ける有効な手段です。

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梅の木眼科クリニックのドライアイ・コンタクト診療について

横浜市保土ケ谷区西谷にある梅の木眼科クリニックでは、ドライアイとコンタクトレンズに関するお悩みを、検査から治療まで院内で一貫してご対応しています。

  • ▶ 角膜トポグラフィなど院内完備の精密検査機器
    涙液層の状態や角膜の詳細な評価ができる検査機器を院内に揃えており、大病院に紹介されることなく精密な診断が可能です。
  • ▶ 視能訓練士(ORT)が常勤し、丁寧な検査を実施
    専門資格を持つ視能訓練士が常勤しており、コンタクト処方時の丁寧な検査と指導を担当します。初めてのコンタクト処方の方も安心して受診いただけます。
  • ▶ バス停「梅の木」目の前・専用駐車場あり(通院しやすい立地)
    横浜市営バス・神奈中バス・相鉄バスが停まる「梅の木」停留所から徒歩約1分。相鉄線西谷駅北口からも徒歩約7分でアクセスできます。
  • ▶ LINE公式アカウント・事前問診でスムーズな受診をサポート
    受診前にLINEや事前問診で症状をお伝えいただくことで、当日の待ち時間短縮と迅速な診察に役立てています。

👨‍⚕️ 院長・熊谷 悠太からのコメント

「目が乾く」「コンタクトをつけると不快」という症状は、忙しい日常の中でつい後回しにされがちです。しかし、ドライアイを放置すると角膜の表面に傷がつき、視力に影響が出ることもあります。患者さまのライフスタイルや目の状態に合わせて、コンタクトを上手に活用しながら目の健康を守る方法を一緒に考えていきたいと思っています。どんな些細なお悩みでも、まずはお気軽にご相談ください。

よくあるご質問

Q. ドライアイでも毎日コンタクトを使い続けても大丈夫ですか?

ドライアイの程度や目の状態によります。軽度であれば適切なコンタクトと点眼薬の使用・装用時間の管理で対応できるケースも多くあります。ただし、角膜への傷や感染症リスクもあるため、症状が続く場合は眼科での診察を受けたうえで継続の可否を判断することをおすすめします(個人差があります)。

Q. ドライアイにはハードとソフト、どちらのコンタクトが向いていますか?

一般的に、ハードコンタクトレンズは涙液交換がしやすく汚れも蓄積しにくいため、ドライアイに向いているとされることがあります。ソフトの場合はシリコーンハイドロゲル素材の1日使い捨てタイプが比較的乾きにくい傾向があります。ただし、どちらが合うかは目の形状・涙の質・生活スタイルによって異なるため、眼科で実際に検査を受けてから選ぶことが大切です(個人差があります)。

Q. コンタクト処方は保険診療で受けられますか?

はい、コンタクトレンズの処方(処方箋の発行・検査など)は保険診療の対象です。ただし、コンタクトレンズそのものの購入費用は別途発生します(コンタクトレンズ代は保険対象外)。詳細な費用については、受診前にクリニックへお電話でお問い合わせいただくことをおすすめします。

この記事のまとめ

  • ✅ ドライアイでもコンタクトをすぐにやめる必要はないが、レンズの種類・装用時間の見直しが重要
  • ✅ シリコーンハイドロゲル素材・1日使い捨てタイプは乾きにくい傾向があるが、自己判断ではなく眼科で相談を
  • ✅ ドライアイの原因(量的・質的)は検査で初めてわかるため、「なんとなく乾く」でも眼科受診が有効
  • ✅ 強い痛み・充血・急激な視力低下はすぐにコンタクトを外して眼科を受診すること
  • ✅ 点眼薬・コンタクトの見直し・生活習慣改善を組み合わせることで、症状の緩和が期待できます(個人差があります)

目やまぶたに関するお悩みは梅の木眼科クリニックへ

コンタクトの乾き・ドライアイ・目の不快感など、些細なことでもどうぞお気軽にご相談ください。神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷で地域の皆さまの目の健康を守るかかりつけ眼科として、丁寧な診察と分かりやすい説明を心がけています。

📍 〒240-0054 神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷1丁目25−21 相鉄線西谷駅北口 徒歩約7分 / バス停「梅の木」徒歩約1分

WEB問診はこちら クリニック公式サイトを見る

監修:熊谷 悠太(くまがい ゆうた)

梅の木眼科クリニック 院長

聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院・桜ヶ丘中央病院にて市中病院および大学病院で計15年以上勤務。白内障の難症例・過熟白内障・硝子体手術・網膜剥離・未熟児網膜症など幅広い症例を経験。2019年、横浜市保土ケ谷区西谷に梅の木眼科クリニックを開院。

【資格】日本眼科学会認定 眼科専門医 / 身体障害者福祉法指定医(15条指定医) / 視覚障害者用補装具適合判定医師研修会受講修了

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