白内障手術の持ち物チェックリスト|受診前に準備しておきたいものを解説
2026/08/13
白内障手術当日に必要な持ち物は何か?
白内障手術当日に必要な持ち物は、診察券・健康保険証・手術同意書・眼鏡・使用中の点眼薬の5点が基本です。これらを前日のうちにまとめておくと、当日の準備がスムーズになります。
以下に、持ち物をカテゴリ別に整理しました。
必ず持参するもの
診察券…受付で最初に提示します。紛失している場合は事前にクリニックへ連絡しましょう。
健康保険証…白内障手術は単焦点眼内レンズであれば保険診療の対象です。必ず原本を持参してください。
手術同意書…事前に記入・捺印したものを持参します。記入漏れがないか前日に確認しましょう。
眼鏡…手術当日はコンタクトレンズを使用できないため、眼鏡でご来院ください。
現在使用中の点眼薬…術前・術後の点眼管理に必要です。使用中の薬がある場合はすべて持参してください。
状況に応じて必要なもの
服用中の内服薬・お薬手帳…血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)などを服用している場合、手術前に医師への申告が必要です。
保険会社所定の診断書・手術証明書の用紙…民間の医療保険に加入している方は、給付申請に必要な書類を事前に保険会社から取り寄せておきましょう。
マイナンバーカード(健康保険証として利用する場合)…オンライン資格確認に対応しているクリニックでは使用可能です。
手術前日までに準備しておくことは?
手術前日は、入浴・洗髪を済ませておくことが最も重要な準備です。手術後1週間は目に水が入るような洗髪・洗顔を控える必要があるため、前日のうちに清潔にしておきましょう。
前日の準備チェックリスト
入浴・洗髪を済ませる…術後しばらくは湯船につかれないため、前日にしっかり行いましょう。
手術同意書の記入・捺印を確認する…記入漏れや捺印忘れがないか再確認します。
持ち物をバッグにまとめる…当日の朝に慌てないよう、前夜のうちに準備を完了させましょう。
アルコールを控える…飲酒は手術当日だけでなく、前日も控えることが望ましいです。
翌日の交通手段を確認する…手術当日は車の運転が禁止のため、公共交通機関や家族の送迎を手配しておきましょう。
白内障治療用の点眼薬の使用を確認する…クリニックから「手術前日から抗菌点眼薬に切り替える」よう指示が出る場合があります。指示に従って点眼してください。
手術当日の服装や身だしなみで気をつけることは?
手術当日はアイメイクを一切しないことが大原則です。アイシャドウ・アイライン・マスカラなどは感染リスクを高めるため、厳禁とされています。
服装については、前開きや脱ぎやすい上着が推奨されます。手術室では清潔なガウンを着用しますが、着替えやすい服装であれば負担が少なくなります。
当日の身だしなみチェックリスト
アイメイクは完全に禁止…アイシャドウ・アイライン・マスカラ・つけまつげはすべてNGです。
ファンデーション・眉メイクは手術翌日から可能…目の周囲以外のメイクは翌日から再開できます。
コンタクトレンズは使用しない…ソフト・ハードを問わず、当日は眼鏡でご来院ください。
香水・整髪料は控えめに…手術室内の清潔環境を保つため、強い香りのものは避けましょう。
動きやすく脱ぎやすい服装…ボタン前開きのシャツや前開きのカーディガンが便利です。
梅の木眼科クリニックの白内障日帰り手術はどのような流れか?
梅の木眼科クリニックでは、手術時間は約10分の日帰り白内障手術を実施しています。
点眼麻酔による局所麻酔のため、ほとんど痛みはありません。創口は縫合することなく自己閉鎖するため、患者様の負担を最小限に抑えた手術を心がけています。
白内障手術は2mm前後の切開創から超音波を使って 濁った水晶体を吸引し、眼内レンズを挿入する方法が一般的です。梅の木眼科クリニックでも同様の「超音波乳化吸引術」を採用しています。
手術当日の流れ
来院・受付…手術の1〜2時間前に来院します。診察券・健康保険証・手術同意書を提出します。
術前点眼・準備…抗菌剤・散瞳剤・麻酔薬を数回に分けて点眼します。瞳孔が開くまで待機します。
笑気麻酔(希望者)…梅の木眼科クリニックでは、緊張・不安を和らげる笑気麻酔を導入しています。横浜市内でも取り扱う眼科はまだ少なく、手術が怖い方も安心して受けられます。
手術(約10分)…超音波で濁った水晶体を砕いて取り除き、眼内レンズを挿入します。点眼麻酔のためほとんど痛みはありません。
術後休憩・帰宅…手術後は眼帯をして、そのままご帰宅できます。点眼薬・内服薬が処方されます。
翌日の診察…翌日に経過確認の診察があります。眼帯を外し、保護用メガネをかけてご帰宅します。
眼内レンズの選択について
梅の木眼科クリニックでは、単焦点眼内レンズ(保険診療)と多焦点眼内レンズ(自由診療)の2種類を提供しています。
単焦点眼内レンズ…ピントが合う距離が1点のみ。遠方重視なら近方に老眼鏡が必要。保険診療の対象。
多焦点眼内レンズ…遠方から近方まで幅広くピントが合い、眼鏡への依存度を大幅に減らせる。自由診療の対象。
どちらのレンズが適しているかは、患者様の目の状態・ライフスタイル・ご希望の見え方によって異なります。院長が十分に説明した上で、一緒に決定していきます。
手術後の通院・点眼薬の持ち物はどう管理するか?
術後の通院では、処方された点眼薬を毎回持参することが大切です。点眼薬は感染予防・炎症抑制のために一定期間継続が必要で、怠ると合併症のリスクが高まります。
術後通院時の持ち物
診察券・健康保険証…毎回の受診に必要です。
処方された点眼薬(全種類)…術後は複数種類の点眼薬が処方されます。すべて持参し、使用状況を医師に伝えましょう。
保護用メガネ…術後しばらくは保護用メガネの着用が推奨されます。外出時は必ず着用しましょう。
お薬手帳…内服薬との相互作用確認のため、持参すると安心です。
術後の生活で注意すること
洗髪・洗顔…手術後1週間は目に水が入らないよう注意。美容院での洗髪や蒸しタオルでの洗顔が推奨されます。
入浴…手術当日は入浴不可。翌日から首から下のシャワーは可能。湯船は1週間程度控えましょう。
運動…ウォーキングは翌日から可能。ジム・プール・ゴルフ・テニスは1週間程度控えましょう。
飲酒…傷口の炎症悪化を防ぐため、手術から1週間程度は控えましょう。
車の運転…医師の許可が出るまで禁止です。視力の回復には個人差があります。
白内障手術を受けるタイミングはいつが適切か?
白内障手術のタイミングは、日常生活に支障が出始めたときが一般的な目安です。
梅の木眼科クリニックでは、患者様一人ひとりの生活スタイルやご事情を踏まえ、院長と相談しながら手術時期を決定しています。
梅の木眼科クリニック公式サイトによると、厚生労働省資料「認定疾病の重篤性とイメージ」では、60歳で70%、70歳で80%、80歳を過ぎると100%の人に白内障が出現するとされています。
加齢以外にも、アトピー性皮膚炎・紫外線・糖尿病などの影響で若年層の発症も増加しています。
手術を検討すべきサインとは
眼鏡を新しくしても見え方が改善しない
老眼鏡をかけても新聞が読みにくい
車の運転に不安を感じるようになった
趣味(読書・手芸・ゴルフなど)のときに見えにくさを感じる
免許更新の視力検査で引っかかった
対向車のライトがまぶしくて運転しづらい
点眼薬は白内障の進行をある程度遅らせる効果はありますが、視力を回復させることはできません。視力改善を望む場合は手術が必要です。白内障で見えにくいからといって、やりたいことを諦める必要はありません。
梅の木眼科クリニックへの受診前に確認しておくことは?
初めて受診する際は、現在の症状・使用中の薬・全身疾患の有無を事前に整理しておくと、スムーズな診察につながります。
梅の木眼科クリニックは神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷に位置し、相鉄線「西谷駅」から徒歩7分でアクセスできます。
院長の熊谷悠太は、2003年に聖マリアンナ医科大学医学部を卒業後、眼科専門医として20年以上のキャリアを積んできました。2019年の開院以来、白内障をはじめとする様々な難症例に対応し、日帰り手術を中心とした高度な眼科医療を地域に提供しています。
初診時に準備しておくと良いこと
現在の症状をメモしておく…「かすんで見える」「まぶしい」「二重に見える」など、いつ頃から・どのような状況で起きるかを整理しましょう。
使用中の薬・お薬手帳を持参する…全身疾患の治療薬(血圧・糖尿病・抗凝固薬など)がある場合は必ず申告してください。
現在使用中の眼鏡・コンタクトレンズの度数を確認しておく…処方箋や度数が記載されたケースを持参すると便利です。
生活スタイルや見え方のご希望を整理しておく…眼内レンズ選択の参考になります。「車の運転を重視したい」「手元の細かい作業が多い」など具体的に伝えましょう。
白内障の程度を問わず手術できる体制を整えており、万が一の合併症(水晶体核の落下など)に対応できる硝子体手術設備も完備しています。安心して相談できる環境が整っています。
白内障の日帰り手術について詳しくは、梅の木眼科クリニック 白内障のページをご覧ください。手術の流れや眼内レンズの選び方など、丁寧に解説しています。
よくある質問
白内障手術当日、食事はしてもいいですか?
白内障手術は局所麻酔(点眼麻酔)のため、基本的に食事の制限はありません。
ただし食べ過ぎは避け、飲酒は控えてください。クリニックから別途指示がある場合はそちらに従ってください。
手術当日は一人で来院してもいいですか?
手術当日は車の運転が禁止のため、公共交通機関または付き添いの方の送迎が必要です。
術後は散瞳(瞳孔が開いた状態)していて、まぶしさを感じたり、術直後はみづらいため、付き添い者の同行が推奨されます。
コンタクトレンズはいつから使用を中止すればいいですか?
手術当日はコンタクトレンズの使用は禁止です。ソフトレンズは手術前日まで、ハードレンズは数日前から中止するよう指示されることが多いです。クリニックの指示に従ってください。
手術同意書はいつもらえますか?
手術同意書は術前検査・説明の際にクリニックから渡されます。自宅でゆっくり内容を確認し、記入・捺印の上、手術当日に持参してください。不明点は事前に確認しましょう。
民間の医療保険は白内障手術に使えますか?
多くの医療保険で白内障手術は給付対象となります。日帰り手術に対応するかなどは事前に確認が必要です。
保険会社所定の診断書・手術証明書の用紙を事前に取り寄せ、手術当日または術後の診察時に医師に記入を依頼しましょう。
術後の点眼薬はどのくらいの期間続けますか?
術後の点眼薬は感染予防・炎症抑制のため、一般的に1〜3ヶ月程度継続します。医師の指示通りに点眼することが、合併症予防のために非常に重要です。
手術後、眼鏡はすぐに作り直せますか?
視力が安定するまでに術後1〜2ヶ月程度かかります。視力が安定した2〜3ヶ月後に新しい眼鏡を作ることが推奨されます。生活に支障がある場合は医師に相談してください。
多焦点眼内レンズを選んだ場合、費用はどうなりますか?
多焦点眼内レンズは自由診療(選定療養を含む)となり、単焦点レンズより費用が高くなります。
詳しい費用については各施設によって異なります。梅の木眼科クリニックへ直接お問い合わせください。
白内障手術後、いつから仕事に復帰できますか?
デスクワークなどの軽作業であれば手術翌日から復帰可能です。埃っぽい環境や重いものを持つような力が入る力仕事は、医師の許可が出るまで控えることが推奨されます。
白内障手術は何歳から受けられますか?
白内障手術に年齢制限はありません。視力低下や日常生活への支障が出た時点が手術の目安です。
梅の木眼科クリニックでは白内障の程度を問わず手術できる体制を整えています。
結論
白内障手術当日の持ち物は、診察券・マイナンバーカードまたは資格確認証・手術同意書・眼鏡・使用中の点眼薬の5点が基本です。
前日に入浴・洗髪を済ませ、アイメイクをせずに来院することが大切です。
梅の木眼科クリニックでは約10分の日帰り手術を実施しており、手術翌日からほぼ通常の生活に戻れます。眼内レンズは単焦点・多焦点から患者様のライフスタイルに合わせて選択できます。
見えにくさを感じたら早めに受診し、院長と相談しながら最適なタイミングで手術を検討しましょう。
【著者情報】熊谷悠太
日本眼科学会認定眼科専門医
2003年 聖マリアンナ医科大学医学部卒業、聖マリアンナ医科大学病院眼科学教室入局
2009年 聖マリアンナ医科大学大学院博士課程修了、桜ヶ丘中央病院眼科部長
2016年 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院眼科主任医長
2019年 梅の木眼科クリニック開院

